おさかなの部屋

魚の長さ・部位の名前



一般的な魚の部位名や長さの測り方などを説明しています。魚種によってはその部位がなかったり複数あったりとさまざまです。

魚の特徴図
全長
口の先端から尾鰭の先端まで。魚体に対して定規が斜めにならないように水平に測ります。尾ビレは自然形にします。ひげなどは無視します。
尾叉長
口の先端から、尾ビレの引っ込んでいるところまで。引っ込みがない魚には用いません。
体長
正確には尾ビレを曲げるときの関節まで。肉のある部分まででもそんなに誤差はありません。
体高
背の最も出っ張ったところから、腹側のもっとも出っ張ったところまで。ヒレは無視します。
餌を食べるところ。口の大きさ、歯の形や本数など魚によってさまざま
ものを見るところ。魚は人間に比べあまり目はよくないので音やにおいに敏感なようです。
肛門
ピーを出すところ(人間と同じ) 卵を放つときもここから行います。
エラブタ
ここを開くとえらが見えます。中には非常に鋭いエラブタを持った魚もいるので注意が必要です。
背ビレ
背ビレは魚によっては2つも3つもあり、頭に近い方から第1背ビレ、第2背ビレとよびます。
胸ビレ
胸ビレはふつう左右1対あります。
腹ビレ
これもふつう左右1対あります。種類によってはないものもあります。
尻ビレ
ヒレ全般にいえることですが、トゲ状のものと柔らかいものがあり、それらが混ざっているヒレもあります。
尾ビレ
形は様々でふつうの魚はこの尾ビレを左右に振り、水をかくことで前に泳ぎます。
側線
この写真ではわかりづらく載せていないのですが、体の側面を頭からしっぽにかけて走る細い線のことです。 側線は人間でいえば耳にあたり、音を聞くために必要な大事な器官です。