ケムシカジカ(カジカ)
- ブヨブヨでざらざらした黒っぽい皮に覆われている魚です。あっちこっちに皮弁と呼ばれる皮のヒダのようなものがあり、かなりグロテスクです。 知らない人が見ればアンコウの子供というかもしれません。口は大きいですが歯は小さく、アイカジカよりはトゲが少ないようです。
- 魚を食べることが多いようです。夏泊でボート釣りをしていたときのことです。サオ先に小さなカレイと思われるあたりがピピッとあり、 「また、木の葉ガレイか」と思って別のサオのエサを取り替えた後、巻き上げようとしたらすごく重い。ヒトデでもついたかなとあげてみるとなんと大きなケムシカジカがついていました。 さらに驚いたことはエサの青イソメを食べて針に引っかかったのではなく、針に引っかかった小カレイをくわえていてカジカ自身は針に掛かっていませんでした。 カレイを離せば釣られることもなかっただろうに...やっぱり魚はバカだなあ(魚にもよると思いますが)、と思いました。というわけでエサはカレイ? 青イソメでも釣れました。
- みそ煮にします。見た目がグロテスクな魚はうまいといわれているとおり、カジカ類の中で一番おいしいと思う魚です。脇野沢の民宿で食べたこともありますが、 そのときはちょうど卵を持っていて一緒に煮ました。 卵はハタハタに似ていてプチプチをおいしいです。スーパーでもまれに売っていますが、おいしいことを知られてきたせいか値段が高かった。やはり釣るしかないか...
- 夏泊周辺、脇野沢で確認済み。砂場で釣れました。