おさかなの部屋

おさかな釣り

2000年②



平成12年11月23日

アジは残念ながらまたもや20cm台GETならず
でも久々の調査船 引きには満足
AM11:45~PM1:45
船長
西海岸(水深5~23m)
調査船に乗船。サビキ・イソメ・ジグ釣り
アジ11尾(MAX19cm)
キュウセン3尾(MAX20cm)
 1尾放流
船長の手記
今日は久々の3人休み。ウェルカムフラワーのレンガも残っているけど明日からまた仕事をするのに何かしらモチベーションを上げたい・・・ ということで、ママを説得し七里長浜にGO。

 昼食はどこかでラーメンにしようかと思ったけど、コンビニで買って車でみんなで食べるのも一興ということで、ドライブしながら食べて、 釣具屋さんに行って七里長浜に到着。ここまではよかった・・・防寒着を着込んで釣る頼もしさ。釣った魚もしっかり収納
 さて、いざ釣行。人は結構いるものの、風が強い!サーフィンやっている人が楽しそう。すかさずジャンパーを着込んだが、ママが寒いと文句を・・・ 文句を言わないママはブラ○トの入っていないコーヒーのようなもの。でも釣れれば問題ないはず。しかし、釣れない。まずチャペがポッキーサヨリ1尾。 ママがメゴチ放流。その後キス。パパが豆アジ。その後もたまに豆あじが釣れる程度。以前は釣れて当たり前だったのだが・・・

 風が依然強く、ママは寒くて車から降りてこなくなった。目標としていたアオリイカは逆風強くエギが飛ばない。ということで思い切って場所を変えることに。 日没まで間もないくらいまで移動に費やし、身近なフェリー埠頭へ。今日はコレで終わりか、と思いきやここから忙しくなった。

 着いて一揃え竿を下ろしてたが魚の気配すらない。ママはイソメ竿で海藻を釣っていた。パパの投げサビキを上げたところ、 針の数だけ小さなカタクチイワシがついていた。まあ、酒の肴に丸ごとパクリもいいかな。と思って、再度投入したら、フィーバー開始。 ウキの周りになぶらが立ってウキが消える。確かな引き。身覚えのある引きはサバ。小さなカタクチイワシを狙ってサバが入ってきたのだろう。 でも、サビキにしては少々遠目に投げる必要があった。その後も、投入後1分未満で次々ヒットする。大きい群れが来たときは、 すぐそばに垂らしているサビキにもサバがヒットした。

 サバに熱中しているうちに、ママが珍客GET。なんとイイダコ。今年は豊漁だと聞くが、これはうれしい。パパとチャペがサバとイワシを 釣っているとまたまたママが珍客。今度はでかいハゼだった。一連の流れを見ていた近くにいた男の子が、一緒に来ていたおじいちゃんに 「あの女の人、変な物ばかり釣ってるよ!海藻でしょ。タコでしょ。ハゼでしょ。」とか

 暗くなってサバのフィーバーが終わったところで終了。それにしてもサバは手応えがよく面白い。チャペもママもその引きを味わえた。 実家に10尾ほどお裾分けして帰宅。サバは問答無用で味噌煮に。イイダコは塩もみ後焼きに。その他大勢は最近唐揚げが人気がないのでムニエルに。 サバの味噌煮は水を入れず日本酒オンリーで仕上げたがとてもうまい。タコは頭をパパが、それ以外はチャペが食べてしまった。 ムニエルはあっという間になくなった。供養終了ー!

 今回、普段通りかかっている意外な近場でよく釣れたのが驚きだった。いつも釣れるとは限らないが、こんな近場で釣れるのだったら、 用事の合間を見ながら釣りができるかな。満腹になった現在、焼酎の水割りを堪能しながらこの手記を書く。

平成12年11月4日 夢がかなった日

『マグロを釣る』これが私の夢! 小型ながら本日夢をGET! 感無量!
AM11:45~PM1:45
船長
西海岸(水深5~25m)
調査船に乗船。サビキ・イソメ・ジグ釣り
マグロ1尾(38cm)
アイナメ1尾(32cm)
アジ17尾(MAX19cm)
タイ1尾(18cm)
船長の手記
今日の目標はジグでイナダをGETすること。9時15分出港。「水深10m、アジの反応あり 景気づけだ。サビキ投入!」  気合いが入る。前回の調査から1ヶ月近くたっているが、相変わらずこのポイントはアジの入れ食いだ。小さいのは放流してまあまあの型だけ 10尾くらい確保して沖に移動。

 さあ、ここからジグで粘る。もう1本の竿はイソメエサでタイ、アイナメ狙い。水深15m、17m、20mと各点で 10回くらいジグをひくがアタリなし。「そう簡単にはいかん。粘るぞ!」いつになくまじめだ。

 そして、水深23m。なぜかイソメ竿にもなにもこない。フグのいたずらさえない。豆ダイももういなくなってしまったのか?  ジグをひくこと10数回目、ついにその瞬間はやってきた。

 ガツン! 「きたぞ!」 ドラグが鳴り響く 走るというより潜る 「無理するな! 時間をかけてゆっくり寄せろ!」  時を忘れ緊張と興奮を抑えながら戦う。 ようやく水面まできた 「ん? イナダじゃない、カツオか?」 水面に見えたのもつかの間、また潜る。  しかし、もうドラグをならして潜るほどの体力はなくなっていた。寄せにかかる。

 再び水面にあがり、船との距離約5m、獲物が銀色の側面を向けて横に走った瞬間、私の目に映った魚はカツオではなかった。 「マグロだ!」 最後の力を振り絞って必死に潜ろうとするが、力尽きタモに収まった。

 市場で何度もみて、いつか釣ってやろうと夢見ていたマグロだが、今手中にするともしかしてカツオか?と思い何度も見てしまう。 小型マグロ特有の横シマと白い斑点、ソーダガツオのような背の模様はない。小さいけれど間違いなくマグロだ。

 目頭が熱くなるのを抑え、鮮度の保持を行う。このサイズのマグロはあげてからすぐに冷やさないと身がぐちゃぐちゃになってしまう。 板氷を砕き、海水を入れ、念のためエラと内臓をとって水氷に浸す。おびただしい量の血が流れた。服もボートも血まみれだが全く気にならない。 喜びが他のすべてを消し去っていた。

 ふと我に返ると、ボートがかなり流されていた。すかさず戻って釣行を続け、アイナメとタイをGETして、 帰り際にアジをもう一度GETして帰港。

 現在マグロのカマ焼きと刺身を食しているが、身は白いがなぜかマグロの味がほんのりする。スーパーで売っているマグロとはまたひと味違う。 イナダとの中間くらいでうまい。しっかり冷やしたせいか身もしまっている。調査船での夢をマグロにして頑張ってきたが、今日小さいながら得ることができた。 満足である。次の目標『身が赤いマグロを釣る』を目指してこれからも頑張りたいと思う。いつかかなうことを夢見て・・・


平成12年10月8日

今日はとにかくいっぱい おなじみの顔だけど釣れかたがちょっと違っていた
AM11:15~PM5:15
船長
西海岸(水深10~27m)
調査船に乗船。サビキ・イソメ釣り
アジ40尾(MAX19cm)
タイ20尾(MAX18cm)
サバ5尾(MAX22cm)
カマス2尾(MAX27cm)
キス1尾(21cm)
船長の手記
 前日の私。「明日は日中南西の風、こりゃだめだな。のんびりするか」・・・
・・・朝起きて風を見ると「ない」 出港スタンバイ! 宇野氏より教えてもらった柳田より出港。11時過ぎのことだった。

 水深14m、魚探に反応らしきものが! サビキ投入、すぐ来た! 小ダイだ。再度投入。小ダイ。再度・・・おっ!引きが強い!  あがってきたのは今までより一回り大きいタイ。これならなんとかお頭付きができる。

 アタリが途絶えたので、水深17mへ、しかし釣れたのは豆ダイ。放流。斜め岸よりに移動して水深15m、おっ来たぞ!  どんどん重くなる。これは、ついにアジか? しかし来たのは、なんと小ダイ5連。「大き~い~マゴイ~は~・・・」 のり方はまさに青物、 なぜにタイなんだろう。また、アタリが! また小ダイと思いつつなぜかアジダブル! 海の中はどうなってるんだろうか。

 その後定番の水深27mに行き、イソメでタイを釣る。フグを放流。「この辺でかつてはキスが釣れたもんだ」  300円のイソメもつきたのでサビキオンリーで水深16mに移動。底についたとたんアタリが。なんとキス。おまえはイソメが嫌いになったのか? その近くで魚探に広範囲にわたり断続的な反応が。「回遊魚」 すかさずサビキをおろすと途中で止まって底まで沈まない。揚げてみるとサバ2、 アジ3のパーフェクト! 反応は消えた。しかし別の場所でまた反応。今回は中層のみ。何回な予感はしたがサビキ投入。サバ4、やはり・・・ 一匹逃げたが気にしない。このサイズはこれまで死ぬほど釣った。

 所々で小ダイを釣り、アジも10匹くらい釣れ、今回の目標は達成したと思って、帰路に就く。しかし途中で意味深な反応。 春に水深10mで魚探に反応がありおろしてみたがホンダワラだった。今回もそうだ。と思っていると反応が海底を離れた。ここには漁具は設置されていない。 すかさずサビキをおろす。ググッ!来た! カマスだった。でも大きい。まさかこの反応全てがカマスなのか? そうだとしたら異常だ! 第2投、また来た!  またカマスと思いきやアジ3連。 この厚い反応はアジだ。 その後10分間足らずでアジを爆釣した。アジはもう充分。まさに入れ食い。 その群の厚みはオモリが海底をたたくすきを与えなかった。

 今日のディナーはタイのお頭付き、小さいのは酢締め。サバのみそ煮、カマスとキスの塩焼きである。アジは氷を入れ、 冷蔵庫でぎしぎしに冷やてある。明日、実家にかえって売りさばく・・・いやごちそうするとしよう。今日は久々にクーラーがいっぱいになった。 文句のつけようがない満足感。あえて文句を付けるとすると、もう少し大きいアジであったら・・・そう語る私の表情はもちろん笑顔であった。

平成12年9月30日

30cmオーバーのサバを目指したけど
AM7:15~PM5:15
船長
夏泊半島(水深10~47m)
調査船に乗船。サビキ・イソメ釣り
サバ8尾(MAX22cm)
カナガシラ1尾(23cm)
アジ26尾(MAX17cm)
 他多数放流
イワシ?1尾(23cm)
タイ10cm未満、さすがに放流
船長の手記
 当初西海岸で小ダイを釣る予定だったのだが、所用のため夏泊に変更。気合いを入れて4時起床、7時15分出港。

 水深28mで魚探に反応。すかさずサビキをおろすと底付近でヒット。結構重い! 去年と同じくらいのサバが4尾、 アジが2尾で全ての針に魚がついてきた。いきなりパーフェクト。

 その後水深30mは豆アジしか釣れず、双子島の先端を越えて水深47mに移動。そこで新たな試み「サビキにオキアミをつけよう!」  試しにやってみたがサバの層では反応なし、底までおろすとアタリが! しかし、そのアタリは青物ではない。あがってきたのはカナガシラ!  目標魚とは違うが思わず歓喜する。

 双子島より茂浦よりのポイントで攻める。ここまで来たのは調査船史上初めてである。しかし、2時間近くたってもアタリなし。 北東の風がやや強くなったので浦田方面に戻る。すると出し風の南東の風が強くなり、白波がたつ。エンジン頑張れ!

 エンジンを酷使しながら途中何度か釣るが、豆アジと小サバが水深30m前後で釣れるほか何も釣れず。 最後に去年メゴチやアイナメが釣れた場所で釣るがチビタイのみ、残念ながら今回の調査ではこの前釣れた良型のサバの姿は見ることができなかった。 そして、エンジンは明日筋肉痛であること間違いなし、双子島まで漁港から20分、帰りは1時間。いきはよいよい・・・である。

 カナガシラを刺身にしたが、小さいくせに歯ごたえがよくうまい! サバは明日みそ煮にしたいと思う。 10時間も乗船したせいか陸酔いがひどい。明日、ゆっくり休みたいと思う。休ませるのはもちろん筋肉痛のエンジンだろう。

平成12年9月16日

サイズが2倍くらいだったら大漁なんだけどなあ
AM9:15~PM3:00
船長
西海岸柳田(水深10~28m)
調査船に乗船。サビキ・イソメ・ラビット釣り
タイ15尾(MAX17cm)
船長の手記
 今日は西海岸での釣行と決めていた。柳田か出来島か。前回は出来島だったので今回は柳田に決定。エンジンが少し筋肉痛気味だったがまあ気にせず出港。

 今日は風も弱く、深場での釣行ができそうだ。まずは景気つけに豆アジを。前回釣れたポイントに向かう。 「あれ? ない! 黒とオレンジのウキがない! それどころかウキすらないぞ! 魚探の反応もない!」 サビキを試してみるがウキとともにアタリもなくなっていた。

「仕方ない、沖に向かおう」 水深26m。いつものところだ。「あれ? 定置網の向きが変わってる!」  気のせいかと思うがしばらく来てないせいかもしれないが、前と雰囲気が違う気がする。そして、何度も転々としたが反応も、アタリもない。 ボウズの3文字が頭をよぎる。

 最後の手段。キスでも釣ろうと思って買った300円分のイソメに全てを託す。仕掛け投入。すぐに来た!  しかしキスとは引きが違う。小ダイだ。2投目、また小ダイ。3投目、なんとフグ!20cmくらいの良型。でもフグは恐いので放流。 4投目、針が2本とも無くなっていた。フグの仕業か。

「フグキラー出動!」しかし針が大きいためか糸は切られないがイソメだけきれいにとられる。もう少し沖に行ってキス仕掛けでやる。 小ダイ、小ダイ、小ダイ・・・あがってくるもの全て小ダイ。親は土曜日はお仕事らしい。タイの世界は週休二日制ではないようだ。 300円分のイソメが全て小ダイに変わり、サビキも小ダイ1尾のみでなにも釣れないので、そろそろ終わるかな?

 ふと思い立った。「これをやろうぜ!」とラビットを取り出した。以前から思っていたが、手のひらにちょうど乗る大きさのこのラビット。 どう考えても手漕ぎでリールで巻いて使うには大きすぎると思う。釣具屋のオヤジにだまされたか。

 漕ぐ。仕掛けを曳く。漕ぐ。曳く・・・・繰り返すこと10数回。曳いているときにガツンと堅いものに引っかかったような強烈な手応えが。 ついに来たか! ・・・と思ったのもつかの間、本当に堅い流木が引っかかっただけだった。 ガクッ・・・結局20回以上曳いたのに当たりすらなし。 2時間も走り続けエンジンから煙が上がっているので帰港。帰ってきて一言。「疲れたー!」あのリー
ルには200m糸が巻いてあるから200m×20回=4km、イナダをGETするにはまだまだ鍛えなきゃだめだな。

本日のディナーは、昨日釣ったサバのみそ煮と塩焼き、今日の鯛のお頭付きと酢締めとなった。久々にひりひりするほどの日焼け、 汗だらだらでのどが渇いた。飯も炊いてない。となれば、ビール! 今晩は(も?)反省会かな? 調査船に夜のとばりが静かに降りる・・・

平成12年9月9日
今日はちょっとだけという気分で釣りに出かけました。
カマスはすごかった。アジのサイズもすごかった(^^;
AM8:30~11:00
船長
七里長浜(水深4~6m)
調査船に乗船。サビキ・アジ生き餌釣り
カマス23尾(MAX23cm)
 放流多数
アジ35尾(MIN8cm)
船長の手記
 昨晩、予報を見て今日はたぶん無理だと思った。しかし、朝起きて見ると体調もだいぶ回復し、風も思ったより弱く、 アメダスの3時間先予報では10時まではアメがふらなそうなので釣り禁断症状を回復すべく出港することにした。

 時間がないので今回も、ノーイソメ釣行。サビキで釣れた魚が大物への生け贄となるはずだった。今日はいつもと違いジャージを着ていった。 しかしそれが後に大変な災いをもたらすことになる。「さあ、いくぞ!」 勢いよく離岸した※

 水深5mで魚探に反応! すかさずサビキをおろす。きたぞ! 結構引く、アジか? しかしあがってきたのは前回よりかなり 大きなカマスと豆アジのダブル。「こんな大きなカマスいるんだ。アジはヒラメでも物足りないくらいのかわいいサイズだ。珍しいなあ。おまえはヒラメへの生け贄だ」  このときの私に、海の状況が3週間前と驚くほど変わっていることに気がつくすべはなかった。

水深5mにアンカーをおろし、釣り続けるが、釣れてくるのは豆アジ、豆アジ、豆アジ・・・前回のサイズのアジはいったいどこに行ったのだ? 丸ごと唐揚げでおいしいぞサイズのアジは手応えがなさすぎて物足りない。前回ヒラメを逃した水深6.5mのポイントに向かった。

魚探反応あり! サビキ投入、勢いよくサビキを持っていく。「アジか!?」 しかしあがってきたのは先ほどのカマス。 おおっ、アジではないが珍しいからいいか。ここでもまだ私には海の状況が理解できていない。そしてその後、嫌と言うほど理解させられるのであった。

 おっ、カマス。あれ?またカマス。またか! え~またまた・・・嫌になるほどカマスが釣れる。そしてアジの生き餌のヒラメ仕掛けをあげると、 エサのアジが無惨にも食いちぎられていた。カマスの仕業だ。もう嫌になって、前の水深5mに戻る。サビキでアジが釣れる。「小さいけど許す」

 ようやく海の状況が飲み込めてきた。前回釣れたアジはもういない。新規加入したアジがいて、それをねらうカマスがいる。  ヒラメ仕掛けが重い。来たか!? でも引きが全くなし。あげてみるとはちきれんばかりに腹を膨らましたフグが・・・しかも、驚いたことにアジは頭だけしか残っておらず、 フグがアジの肉を吐き出した。フグはアジも食うのか!

 雨も降ってきてもう手段がないので、11時帰港。片づけていると「釣れましたか?」と声をかけてくれる人が、YOSHIさんだ。 BBSで今日出来島に来るとは知ってたけど、お会いできるとはうれしい! いろいろ話をしながら、後かたづけを手伝ってくれた。うちのゴムボートは重いのに。 本当にありがとう。

 ここでYOSHIさんに謝らねばならないことがあります。話をしている後半、きっと私の応答が身が入ってないことに気がつかれたと思います。 それは、数だけはたくさん釣れたので実家に帰って食べてもらおうと、携帯でTEL入れようとしたとき、携帯がないのに気がつきました。あちこち探してもない。 YOSHIさんにも言おうと思ったのですが、優しいYOSHIさんのこと、雨の中一緒に探すのでは?と思い内緒にしました。YOSHIさんと別れた後、 何度も通ったところを探してみましたが、やはりない。近くの公衆電話から自分の携帯にかけてみたけどダメ。帰ってから実家に電話するとオヤジが9時前から何度も 携帯に電話したけど通じなかったとか。あの場所は携帯つながるはず。そして自分のジャージを見ると唖然。ポケットが破れてる。時間からして、出港するとき (勢いよく離岸する※のとき)、携帯を放流してしまったらしい。しかも職場の人からもらったミッフィーのストラップを標識代わりに放流完了。サヨナラ~(T_T)/~~~

 結局、実家に魚を持っていくのは明日にして、新しい携帯を買いに行きました。そろそろ替えようと思ってたんでそんなにショックでは ありませんでしたが、YOSHIさんには本当に申し訳ないです。今度は携帯を確認してからじっくりとお話しましょうね! カマスの塩焼きはおいしかったですよ。 今日全ての魚をさばいたので、明日実家に持っていって食べたいと思います。

平成12年8月19日
小アジ、ピンギスはおなじみ 右下の小魚は手記参照
ミスらなければドーンとヒラメがあったのに。くやし~!
AM8:30~PM2:00
船長
七里長浜(水深4~20m)
調査船に乗船。サビキ・イソメ・ラビット釣り
アジ23尾(MAX18cm)
アイナメ1尾(20cm)
キス13尾(MAX21cm)
カマス?100以上全部放流。
フグも赤ちゃんソイandアイナメも放流
船長の手記
 さあ、今日は出来島と柳田のどっちに行こうかな? とまず柳田に行く。横から風が吹いている。そんなに強くはないがこれから強くなると遠出がきつい。 出来島に行く、穏やかな出し風だ。ということで出来島に決定。8時半出港。

 まずサビキとイソメで開始。水深5mのところに反応が。サビキを投入するとアジとカマス? アジはもうこっちまで来ていた!  するとイソメ竿にもヒット。アイナメとソイのダブル赤ちゃん。本当に小さい! 「放流・・・」 私はつぶやいた。

その後水深8m前後でキスを釣り、20mまでラビットを引っ張ったが往復かけてもなにも来なかった。相変わらず20m付近の反応はサビキを食わない。 なんなんだろう。今日はナブラが全然見あたらないのでラビットはお休みにした。

アジを追加して帰ろうと、水深5mに戻ると、カマスがすごく多い。カマス5にアジ1くらいだ。そして、歯が鋭いせいかだんだん針の数が減っていく。 そのとき、なにやらざわめきを感じた。ふと沖の方を見るとナブラだ! こっちに来るぞ! すかさずラビット用意。サビキは待機。ナブラに近づかないように船を移動させ、 リールでラビットをナブラのすぐ横を通過させる。反応なし。もう一度、反応なし。

妙に遅いナブラだ。というかだんごみたいに固まっている。近づいてタモですくう。カタクチイワシの稚魚だ。そしてハンターはサビキで釣れてた小アジ。 な、なんと小規模なナブラなんだ。これじゃラビットなんていらない。すかさずサビキでハンターである小アジを数釣りした。

さあ、気を取り直してもう一度釣るか。と思いサビキを降ろすと、すぐに引きが! この力強い引きはアジだな! とおもってリールを巻くと、 突然強烈な引きが! アジではなかった。ドラグがビ
ューンと滑り、糸が切れるのを防いでくれた。「イナダか?」 いや、この瞬間的な引きは・・・水
面に現れる。「ヒラメだ!」 「40cmくらいだ」 「あラッキー!ラッキー!きっとサビキについた魚に食いついたんだな!」  ドラグはバッチシ、ハリスは2号、歯ですれない限り40cmヒラメならいけるはずだ。竿は短くても腕を思いっきり伸ばし、急な引き込みに備える。タモを差し出す。  竿と腕のしなりで耐えられるはずだ。過去の経験からこのヒラメは確実に得られるものと判断していた。現に水面に浮かぶまで、2,3度引き込みがあったが竿を操って 難なくこなせた。水面で、引き込んだ! ・・・

 差し出したタモの網の部分が風であおられ、仕掛けの方に反転してしまった。その瞬間。ヒラメのかかっていた針の2つ上にタモが引っかかった。 ヒラメが暴れ、その力は竿の方には行かずタモの方へ集中した。「ピシッ!」 ヒラメはサビキの針をくわえたまま、底の方へ泳いで消えた。

「あの状態で取り逃がすなんて・・・」 通常のヒラメ仕掛けではかかった魚の上にタモに引っかかる針はない。「まあ、あの状況じゃ仕方ないさ」 と自分に言い聞かせ、夜の反省会が始まるのであった。

平成12年8月13日
実家に集まった親戚の人にアジの唐揚げでも・・・と思っての釣行でした
AM7:30~AM9:30
船長
西海岸(柳田)
調査船に乗船。サビキ釣り
アジ48尾(MAX17cm)
マダイ3尾(MAX13cm)
船長の手記
 昨晩、予報を見て今日はたぶん無理だと思った。しかし、朝起きて見ると体調もだいぶ回復し、風も思ったより弱く、 アメダスの3時間先予報では10時まではアメがふらなそうなので釣り禁断症状を回復すべく出港することにした。

 時間がないので今回も、ノーイソメ釣行。サビキで釣れた魚が大物への生け贄となるはずだった。今日はいつもと違いジャージを着ていった。 ありませんでしたが、YOSHIさんには本当に申し訳ないです。今度は携帯を確認してからじっくりとお話しましょうね! カマスの塩焼きはおいしかったですよ。 今日全ての魚をさばいたので、明日実家に持っていって食べたいと思います。

平成12年7月29日
マゴチのエサがたくさん釣れた
小さくてもキスは引きが鋭い
AM10:00~PM4:30
船長
七里長浜出来島
調査船に乗船。イソメ・ワーム・サビキ釣り
シロギス24尾(MAX22cm)
 他2尾はエサ
マダイ2尾(MAX14cm)
 他1尾放流
メゴチ1尾(15cm)
船長の手記
 さあ、今日はトライアスロン、でなく調査船出港だー! 南東の風1mを見るなり出来島に直行した。 釣具屋のおっちゃんの話では七里長浜は今キスが大漁とか・・・ うーん幸先がいいぞ。とはいえゆっくり寝てたので、到着は9時半となった。 ボートを組み立てていると漁師さんが声をかけて来た。

漁師さん「このボートいくらするんだい?」
私「6万くらいはしますよ」 漁師さん「なに! 6万」
「空気入れるとこ、ポンプ取っても空気抜けないね。」 「弁がついてるんですよ」
「じゃ、空気抜くときは?」 「元からとれば一気に抜けますよ」
「じゃ、これは何?」 「これはオールを流さないように固定するものです」
「これはなんだ?」 「魚探ですよ」 「どこに写るんだ?」 「ここを開くと・・」 「おおっ!」
するともう1人漁師さんが、「これから出るのか。遅いなあ」 「いやあ寝坊してしまって」
「がはははっ(笑) ボート降ろすのか? 手伝ってやるよ!」 「ありがとうございます!」
「なに、1匹でも多く釣れればいいからなあ」 「じゃ、大漁したら魚持っていきますね!」
「がははは・・・気をつけてな!」 「はい! じゃ、行って来ます!」
・・・・・地元の漁師さんと交流できるのはうれしいことだ。10時出港!
 まず、水深4m。おっいきなり来たぞ! な、なんとフグ! もしかして釣具屋のおっちゃんにだまされたか? その後メゴチ、 早くも竿1本をマゴチねらいに変更。 しかし、水深7mで、小さいながらキスの連打! 時折フグらしき者に仕掛けを切られるが、そんなに気になるほどでもなく、 キスがバンバン釣れる。

 もうちょっと沖に行くと、今度はいい手ごたえ、本日最高の22cmキスだ!そして、ちょっと申し訳ないけどマダイが3尾。 うち2尾は重傷なのでお持ち帰り。げげっ!イソメがない! まあ、いっか!これ以上釣っても食べるの大変だし大事に食べたいしね。

 ということで、12時をまわったところで、深場へ青物ねらいに行く。片方にサビキ、もう片方にルアーをつけ沖に向かって移動。 しかし、明らかにアジらしき反応はあるもののサビキを食ってくれない。10回以上去年の要領でサビキを投入したが、釣果なし。水深22mまでいったが 反応は何度もあるものの結局釣れなかった。

 最後に浅場に戻って、キスエサと、ワームでもう一度マゴチを狙う。なんとワームがほとんど食いちぎられていた。歯形からすると犯人はフグ。 フグはワームも食うのか! キス竿が大きくしなる。しかし、乗らず。あげてみるとキスはなかった。孫バリのついた仕掛けにすれば良かったと後悔する。 まあ、仕方ないさ! 結局、マゴチとアジの姿は見ることができず。釣果のほとんどが始めの2時間で釣ったものになってしまった。でも、キスの引きは充分楽しんだ。 あのビュンビュンという引きは釣っていて非常に気持ちがいい。4時半帰港。

キスとメゴチは明日、実家に持っていってみんなで食べるため、背開きにして冷蔵庫に。一番大きいキスは塩焼き、そしてチビダイは敬意をはらってお頭付きにして、 「うまい。でももっとボリュームがあるとなおよし」 大物が釣れる場所、誰か教えてくださーい。