おさかな釣り
2000年①
平成12年7月16日

今日も種類は違うけどソイをGET。
スペシャルゲストが2名ほど
AM11:00~PM6:00
船長
夏泊双子島
調査船に乗船。イソメ・サバ・ワーム餌釣り
ソイ2尾(MAX22cm)
カレイ3尾(MAX26cm)
アイナメ3尾(MAX21cm)
他2尾放流
メゴチ8尾(MAX23cm)
他3尾放流
タイ1尾(13cm)
他2尾放流
シャコ1尾(15cm)
ツブ1個
カレイ3尾(MAX26cm)
アイナメ3尾(MAX21cm)
他2尾放流
メゴチ8尾(MAX23cm)
他3尾放流
タイ1尾(13cm)
他2尾放流
シャコ1尾(15cm)
ツブ1個
船長の手記
先日のも「ソイが食べたい病」がまだ治ってないので、またもや双子島に決定。移動中急に腹の具合が・・・トイレトイレ・・・
ユ○バースのトイレを拝借しつつソイの餌を探す。前回はコウナゴで、ワームに完敗した。今回はイワシにしたい。しかし、
イワシはないのでノルウェー産の冷凍サバに決定。ついでに魚探の電池も買う。開店直後に、冷凍サバと電池だけを買っていく人を
レジのおばちゃんはどう思っているのだろう。さて、AM11:00出港。 まずは浅場で釣る。メゴチ、メゴチ、メゴチ、まずまずかな?ちょっと沖に、水深18m。 おっ!きた! な、なんだあ? 「シャコと赤ちゃんタイのダブル」 赤ちゃんタイは残念ながら致命傷。お頭付きで供養しよう。 再びアタリが!? ない。ただ重い。なんとツブ。そして、なぜか雨がぱらつく。カッパがないのでゴムボートの袋をかぶってやりすごす。
水深35mまで行って釣ったが木の葉カレイと、なぜかメゴチ。再び浅場に戻って釣ると、なぜか小さなソイがイソメにくっついてきた。 「これじゃなめればなくなるじゃないか!」 といっているうちに別の竿にアタリが! けっこう引くぞ! 今度こそ塩焼きサイズのソイか? しかしここは砂場。 あがってきたのは長さの割には身が厚いカレイだった。
さあ、4時もまわったし、そろそろ根に行くか! サバvsワームの戦いが始まった。しかし待てど暮らせどアタリはなし。 そうこうしているうちに波が高くなってきた。南西だとなぜか夕方に風はないけど波が出る。西から伝わってきてるのだろうか。
5時半、もうダメかと思ったとき、ワームが根掛かりしたような・・・いや魚だ!引いている。すかさず買ったばかりのタモを用意する (前まで使っていたタモは知らぬ間にどこかに行ってしまった) おおっ! ソイだ! 600円のタモに難なく入った。 ソイの塩焼きゲットー! 「ん?でもなんか、模様が変だ」 そう、これはいつものマゾイ(キツネメバル)でなく、ムラソイという種類なのだ。まあ、焼いてしまえば一緒だ。
6時帰港。メゴチと小カレイは唐揚げ、カレイとタイとソイは塩焼き、シャコとツブはしょう油煮、アイナメは酒醤油焼きとなった。 まず小さいながらタイのお頭付きを食す。小さいが確かにタイだ。そして、ムラソイの塩焼き・・・「うまい!」 釣った魚をおいしく食べるということは大事だと思う。
平成12年7月2日

今日はどうしてもソイの塩焼きが食べたかった
カレイ君とアイナメ君は重傷なのは唐揚げに すまぬ
AM11:15~PM6:00
船長
夏泊双子島
調査船に乗船。イソメ・イカナゴ・ワーム餌釣り
ソイ2尾(21,22cm)
アイナメ5尾(MAX23cm)
他4尾放流
メゴチ6尾(MAX23cm)
カレイ2尾(MAX18cm)
他1尾放流
アイナメ5尾(MAX23cm)
他4尾放流
メゴチ6尾(MAX23cm)
カレイ2尾(MAX18cm)
他1尾放流
船長の手記
「ソイの塩焼きが食べたい!」この一言から今日の調査は始まった。とりあえずエサにイカナゴを買う。イソメはなんと売れ切れ、
仕方なく遠回りになるが平内のM釣具店に行ってイソメを調達。予定よりやや遅れ、11:15出港。今日は風もなく絶好のボート釣り日和、しかし暑い! エンジンが汗をゴーゴー流していた。まずはミニ根で釣る。なぜかカレイが釣れた。 そこからソイを目指して猫瀬まで一直線。しかしラグビー以外何も釣れず。ソイは夕方にならないと釣れないらしいので、去年アイナメが釣れた水深10mへ・・・おっ来たぞ! メゴチだ。しかし、いつもよりメゴチが少ない。2匹で打ち止め。仕方がない。浅瀬の岩場に行ってソイを狙ってみよう。
流して釣るのでまず、岩場の手前から釣る。竿はイソメとイカナゴ(コウナゴ)。イソメ竿にヒット! メゴチ・・・またメゴチ・・・ またまたメゴチ。イカナゴのほうはピクリともしない。「これから根に入るんだろうが! さあ、ソイが来るぞ! 来た!」 しかしイソメ竿のほう、アイナメだ。 まだ、岩場には入っていない。なぜか小学生サイズのアイナメの入れ食い。元気なのは放流。
魚探に岩場の反応がうつる。「いよいよ来るぞー!アイナメがソイに変わるこの瞬間!」 イソメ竿にヒット。しかし、軽い。 なんとラグビーダブル。アイナメがラグビーに変わった。たまらずイソメ仕掛けをやめる。だいぶ古いがワームを使ってみよう。ここからはジグヘッドの ワームと胴突きのイカナゴで釣行。ちょっと風があったのでボートを漕ぎながらになる。ワームはただ流されていてもひらひらとなびくツインテールのものにした。
竿が弓なる。ついにイカナゴに来たか!? いや、根掛かりだ。すると急にワーム竿がしなる。こっちも根掛かりか? いや、引くぞ! ついに来た! ソイだ! 「やったー!」
さて、もう一度、イカナゴをつけて投入。ワームのほうも糸の長さを調節して、漕ぎながらたまにアクションを加える。 イカナゴ竿の竿先が水面に突き刺さる。「ついに来たか!」しかし、またもや根掛かり。「まったくもう役にたたんなこりゃ」と根掛かりを外していると、 ふとワーム竿が気にかかり目をやる。すると見ているそばからまたもやギューンと絞り込む。 「来たぞ! 巻け!」 またもやソイだ。
その後、アタリが途絶え時間も遅くなったので帰港。塩焼きにちょうどいいサイズのソイが釣れたことで今日の釣果は良しとしよう。 後片付けを済ませて車に乗り、いざ帰路へ、というとき車のフロントガラスになにかはさまっている。「もしや、駐車違反か? いやいやそれとは違う」と見てみると、 宇野さんからの伝言でした。「宇野さん来てたんだ! 海上でお会いできず残念。メッセージありがとです!」
現在、ソイをがつがつ食べている。骨だけをのこしてきれいに食べる。釣った魚の供養を丁寧にすることは釣り人にとって大切なことだと思う。
平成12年6月4日

短時間なのでこれくらいで満足
でも、ついに夏の使者がやってきた・・・
PM4:00~6:30
船長
赤石川と北金ヶ沢の中間付近(水深8~22m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
シロギス6尾(MAX22cm)
アイナメ1尾(30cm)
マコガレイ1尾(21cm)
フグ5尾以上放流
アイナメ1尾(30cm)
マコガレイ1尾(21cm)
フグ5尾以上放流
船長の手記
今日は午前中、雨が降る可能性もあり、また西風がやや強いので、所用を済ませながら自宅で待機。雑多な部屋も、昨日、
今日と微妙な風具合のためかすっきり片づいた。そういえば車のライトが片方、切れていた。さっそく買いに行く。ついでにフォグランプもパワーアップ。
財布の中から福沢さん、新渡戸さん各1名お亡くなりになってしまった。さっそくうちのジジ車に装着。ふう、なんとか終わった。前置きはこれまでにして、午後2時、まだ西風のせいで白波がおさまらない。とりあえず昨日の残りの餌だけだと不足なので、 300円分追加に行く。そして出来島にも行ってみた。こっちはもっとひどい。最後の望みをかけて、再び宇野氏から教えてもらったところに。 白波は何とか消えていた。と思う・・・ 午後4時出港!
水深20mまで直行するぞ! いつもなら15分でつくのに今日はうねりが大きいせいで、20分かかった。 とりあえずアンカーを降ろして釣る。うねりと風のせいですこしずつ流される。
今日は、うねりが大きく、普通、ゴムボートではいかんとおもう。と思っているうちにアタリが!ビッビッ!小気味いい引き、 キスだ! またもや! キス。 おや?流されなくなったと思ったら、きっとアンカーが魚探にうつっていたロープに引っかかったな。まあいいか! そっちのほうが都合いい。 また引きが! 今度は重いぞ! カレイだ! また! キス。また! 今度のは大きい! タモタモ・・・ゲゲッ! タモ忘れた。 でも大丈夫、どん欲にも2本の針を飲んでいたので助かった。アイナメだった。
まだ5時前、いいペースだ! もっと頑張るぞー! よし、またキスだ! 「あれ?針が1本ない。どっかに引っかかったかな? (実はこれが悪夢の始まりだった) アタリが! これもキスか? 水面に現れたものは・・・・・・・・・フグ(--; ここからフグモードがすべてを占領した。 あっ、またフグ、針を外そうとすると「プチッ」切りやがった。結局仕掛け3個が犠牲となった。
水深をずらすが、深くても浅くても、ふぐは釣れないが他の魚も釣れず。PM6時半帰港。漕ぐ時間も含めて2時間半、 釣った時間は1時間半、後半フグに占領されたけどでも、前半のラッシュは楽しかった。
キスの唐揚げは明日楽しむとして、アイナメのみりん醤油(刺身にしたかったが身がちょっと血にじんでいた) を堪能しながらこの手記を書く。それにしても先週、陸奥湾でメゴチ、そして今日、西海岸でフグ、もう海の中にも夏の気配が感じられる釣行であった。
平成12年5月20日

良型はキスのみ 数は釣れたけど型がもう一歩
しかし24cmシロギスは調査船記録更新
AM11:00~PM4:45
船長
赤石川と北金ヶ沢の中間付近(水深22~27m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
マガレイ4尾(MAX25cm)
シロギス7尾(MAX24cm)
アイナメ4尾(29cm)
他4尾放流
カジカ2尾(MAX26cm)
シロギス7尾(MAX24cm)
アイナメ4尾(29cm)
他4尾放流
カジカ2尾(MAX26cm)
船長の手記
昨日(正確に言えば今日)寝たのが2時半だった。今日はゴミ出し時間の8時に起床。眠い、しかも何となく風があるような感じがした。
まず現場到着。時折白いウサギがはねる。風の本流は東らしいのだが、現場では北風がやや吹いていた。しかも、出港場所で漁業者が作業をしていた。
邪魔になってはダメだ。いったん自宅に引き返し(車で10分である)予備の電池(魚探用)を持ちつつ、ネットで現在の風を見る。やはり正午前後は 風が少し強くなりそうだ。再び出港場所へ。前回と違いうねりがないせいか出港はしやすそうだ。今回はクーラーもバッチリ、釣れた時を考えて夕食の調達もしてない。 後は魚が釣れることだけ。11時出港。
前回の調査及び釣りの恩師である宇野氏(あの大だこを釣りたい!)の釣果を見て、今回は水深27mまで逆風の中、全速で直行。 エンジンがオイルを、いや汗をかいていたが、そんなことはお構いなしだ。約15分後、目的地に到着。
今日はけっこう風があり、普通に流しては速すぎる。かといって、アンカーは届かない。シーアンカーの必要性をひしひしと感じた。 とりあえずバケツを代わりにして釣る。ククッと小気味いい引き、キスだ。しかし、それからさらに風が強くなり、波も大きくなる。
仕方がない。あまり使いたくなかったが、アンカーを宙ぶらりんにしてシーアンカー代わりにした。(なぜ使いたくはないのか? それは、回収するとき腕が疲れるから) まずまずの効きだ。ビクビク!とアタリが! アイナメだ! 30cm弱。とりあえず魚倉に放り込む。4回くらい流し、 キス4、カレイ2、アイナメ2を釣った。
浅場が気になる。水深22mを攻めた。ビクビク!と引きが! あげる前からわかるアイナメの引き、25cm位か。また! 20cm弱、 放流。次は22cm、これも放流。どうやら浅場はアイナメのようだ。しかし、大型が釣れない!再び27mへ移動。
しかし、ここで困ったことが起きた。潮が速くなってきた。しかも風と同じ方向。即席シーアンカーでも、速すぎる。「こんなときのための 全手動オートパイロット!」 できれば使いたくないが止むをえまい。
我が調査船には、すぐれたオートパイロットが付いている。仕掛けの糸が張ったままでその場にピタリと止まることができるのである。 流し釣りも仕掛けの状態を把握しながら行える。しかし、これをやるとエンジンの負担がさらに増え、しかも魚がヒットするとその機能は完全に停止する。 (説明文を読めば、どんなことをしているのかわかると思う。それに「オート」ではないと思うが・・・)
しかし、それにより釣行可能となり、24cmシロギス(調査船記録更新)をはじめにキス3、カレイ2を釣る。雨が降り始め、 餌が底をついてきたところで終了。4:45帰港。発着場でルアー釣りをしている人が話しかけてきた。ルアー専門らしい。魚探が付いているのを見て、 ここは水深どれくらい?と聞かれたので、すぐそこは水深3.5m位ですよと答えた。
さて、今日のディナーは、アイナメの刺身と酒醤油焼き、カジカのみそ煮である。シロギスとカレイはおろして、明日、塩焼きと 唐揚げにする予定。今、アイナメの酒醤油焼きが焼き上がった。ハフハフ・・・ うまい! 今日はけっこう波が大きかったが、日本海の波は規模が大きいので 超小型の調査船にはあまり気にならない。かえってプレジャー船のほうがしんどそうだった。しかし、風がビュービューになれば危険だし、大胆かつ慎重に船を 運航したいと思う。
平成12年5月13日

マガレイ33cmは調査船新記録。そして今年のファーストキス
手のひらガレイがタコに食いつき、タコは驚いて白くなった?
PM1:30~5:00
船長
赤石川と北金ヶ沢の中間付近(水深3~27m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り、サビキ釣り
マガレイ4尾(MAX33cm)
マコガレイ1尾(30cm)
シロギス4尾(MAX23cm)
アイナメ1尾(28cm)
他1尾放流
タコ1尾(800g)
マコガレイ1尾(30cm)
シロギス4尾(MAX23cm)
アイナメ1尾(28cm)
他1尾放流
タコ1尾(800g)
船長の手記
今日は色々な出来事が私を日本海へと誘導した。不思議な感覚の釣行だった。6時起床。パソコンを立ち上げお天気サイトをみる。昨日の昼の予報では、明日は晴れときどき曇だった。しかし、日頃の行いが悪いのか 曇ときどき雨になってしまった。波は津軽で1m。少し悩んだ末、出港を決意。目標は蓬田沖。安全運転で車をかっ飛ばし午後10時半蓬田漁港に到着。 着いてみてしばし呆然・・・霧がすごい! 30m位先の防波堤すらほとんど見えない。港内からどっちに向かって進めば外に出られるかさえわからない。
30分くらい時間をつぶしつつ、もっといい出港場所を探し色々やるが、この霧ではきつい。でも、せっかく来たんだから出港するぞ! あっ!クーラー忘れた! あの中にコンパスが入ってるのに~ あきらめよう。省スペースのため道具箱内蔵のクーラーなのだ。
結局、蓬田出港はあきらめ、一人寂しいドライブになってしまった。「よし、日本海にしよう!」 帰り際、今晩の自分のエサを買う。 なぜか刺身を買ったりして・・・これから釣りに行くのに・・・もう釣果はうわのそら・・・
結局クーラーは実家に忘れてきたらしい、海はベタ凪、ええい!出港だー! 午後1時半、恩師から教えてもらった出港場所から出る。 ここは初めてだ! どんな地形かもわからない。魚探君を動員した。水深3mから調査開始。しかしここは漁港を出てすぐ。15秒しか漕いでない。田植えしてる人に 「何やってんだ?」とか思われそうなので、沖に移動。
水深5m、7m、10m、15m、17m何も釣れない。15m以浅は底付近に魚探反応があるが藻だった。 ホンダワラと思われる浮きがしっかりとサビキの針にくっついてきた。今日は風もなく、潮も長潮のためか遅い。更に沖を目指す。
水深20m、ここでついにアタリが!・・・いや重くなっただけだ。しかし時折グウッと重くなる。始めはうねりのせいかと思ってたが、 違う! もしや・・・うお! タコだ!タモタモタモ・・・今年の日本海の初獲物はタコだった。気持ちが複雑である。船の中に放って置いたがあまりにも 歩きまわるので仕方がない。ダイバーナイフで急所を一突き。タコ殿すまぬ。
これでボウズ回避? タコはカウントされるのか?・・・(協議中)・・・魚を釣るぞー! アタリが!あわせるが乗らなかった。 そういえば釣具屋のおじさんは水深30mでキスが釣れているといってたなあ。 とりあえず水深27mに移動。(さあ、ここからがいそがしい)
仕掛けをおろすといきなりアタリが! 28cmのアイナメだ! そして次の竿にもアタリが、おおっキスだ! また、降ろして間もない竿にアタリが! 重いぞ! 30cm位のカレイ、タモタモ! また来たぞ! キスだ! また! 手のひらガレイ、また!重い! 30オーバーのカレイ、タモタモタモ、カレイ!手のひら、キスキス・・・・・・・・・ ふう、疲れた。
結局この場所でカレイ5、キス4、アイナメ1を釣り、風が少し出てきたしエサもなくなったところで終了。行きは無風。 帰りは追い風と実に移動が楽だった。PM5時帰港。日本海で初めて釣れたカレイがまさか調査船記録更新になるとは。恐るべし日本海。しかし、 重さから言えば30cmのマコのほうが重いかも(身が厚い) 魚探に反応があったところはサビキも試してみたが、藻やロープのようでアジの姿は見れなかった。 最後に釣ったキスは、船の隙間に挟まったまま写真に加えるのを忘れてしまった。
さて、今日は釣れるとは思わなかったんで、ディナーはすべて用意している。仕方がない。タコの足2本だけ刺身にして、後はすべてさばいて 明日食すとしよう。明日はカレイの塩焼きと煮付け、アイナメの酒醤油にキスの唐揚げ。豪華な夕食になりそうだ。現在、タコの刺身を堪能しながらこの手記を書く。
平成12年5月5日

カレイは前回より型も数もUP!釣行時間もUP(^^;
AM8:45~PM4:15
船長
夏泊双子島(水深14~41m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
アイナメ2尾(MAX40cm)
他2尾放流
マガレイ9尾(MAX23cm)
他2尾放流
マガレイ9尾(MAX23cm)
船長の手記
さて、今日は予報では波2mであるが東から南東に風が変わり、出し風になるので調査決行となった。出港場所に着くとまたもや
20台近くの車が並んでいた。いつものことだが朝寝坊で釣る前からかなり出遅れている。「この車の台数ならすでにカレイがなくなってるかも・・・」さて、出港。漁港の防波堤を越えると手漕ぎゴムボートが2隻いた。水深約12m付近で釣っていた人に釣果を訪ねると餌すら食われないという。 前回釣れていたという水深25~30mに移動し、とりあえず釣る。すると近くで釣っていた人が場所を移動する際「こっちはもうダメかも。 先週、防波堤の真ん前の浅いところでカレイが釣れたよ。ホッケも混ざった」と教えてくれた。う~ん いい人だな。その人は浅場のほうに移動していった。
しかし、ここまできてまた引き返すのもしんどい。きっとエンジンが文句を言うに決まっている。場所を2、3度変えてみたが釣果なし、 近くで釣っている船も釣れていないようである。「よし、浅場は帰りに寄ってみよう。とりあえずは前回のアイナメのポイントに移動!」新しい調査船になってから、 エンジンの負担が軽くなったようだ。けっこうスピードが出る。前回のアイナメの手ごたえが忘れられない。
記憶をたどり前回と全く同じポイントに到着。さっそく釣る。釣る。釣る。待つこと20分ようやくヒット。しかし手のひらサイズのカレイだった。
東風がやや強くなってきた。バチャバチャ小波が立つ。すると急にバシャ! と大きな波が! もう断念するか・・・と思ったが他のところは何ともない。 次の瞬間波の正体が明らかになった。なんと10mほど横でイルカがはねている。1頭だけでない。3頭くらいいる。フェリーとかで見るとイルカだイルカだ!と喜ぶが、 こんな間近でしかも小さな船で見るとちょっと恐い。
ここまできたらもうアイナメを釣るしかない。場所を3,4回変えた後、前回もう1尾をあげた隣のブイに移動。するとついに待望のアタリが! ググッグググッ! 来たぞ! 慎重に巻き上げろ! 前回のときよりやや小さいらしい。しかし間違いなくアイナメ。 このかけひきがたまらない。すばやくタモを準備。 見えたアイナメだ! 思ったより大きい! 40cmアイナメGET。前回よりちょっとやせてはいるが長さは同じだ。
その後気合いを入れ直してトライしたが、結局手のひらカレイを8枚追加しただけでアイナメはなかった。風が止んで日光が照りつける。 PM3時、浅場に移動、その途中エンジンが屁を、いや失礼、火を噴きそうになる。暑い! ということでミニ根を探し、そこで30cm弱のアイナメをGET。 結局教えてもらった浅場では30分しか釣れなかった。申し訳ない。
今回は、良型アイナメGETに精力を注いでしまったが1尾だけでも釣れてよかった。なぜかカレイを狙った前回よりもカレイの枚数が増えたが、 本格的に釣れる状況ではなかった。GW中の天候が危ぶまれていたが、調査船で2回出船し、ともにまずまずの成果を上げられたので満足である。 今の時期のアイナメは冬に比べ味が劣るが、いかんせん自らがしとめたもの。舌もかなりひいきめになり、刺身を堪能しながらこの手記を書ける喜びを充分堪能した。
平成12年4月30日

神様がアイナメ2本進呈してくれました! サンキュー!
AM9:30~PM3:30
船長
夏泊双子島(水深17~40m)
NEW調査船に乗船。イソメ餌釣り
アイナメ2尾(40,39cm)
マガレイ3尾(MAX21cm)
マガレイ3尾(MAX21cm)
船長の手記
今日は、いよいよ3代目の調査船の進水式。昨日うちに帰ったのが10時をまわっていたので、今日は無理せず7時起床。9時半出船とした。出船場所であるU漁港につくともう釣りらしい人の車が10数台。トレーラーが数台。そして、宇野さんの車も! 「今日こそ海上でごあいさつを!」 今日は車の数を見ても激戦になりそう。だが、今日はのどから手が出るほど欲しかった3代目調査船の初出航! とりあえずその性能を見るということで釣りは またに機会ということで・・・ 妙に弱気である。
まず、漁港を出るまでで驚いたこと、パワーボートと同じ素材を使っているだけあって、剛性に富む。一番力が掛かるオール付近もかなりいい感じ、 自然と速力が上がる。次に乗り心地。これもいい。剛性が要だ。港を出ると弱い風だけどチャプチャプ波が、しかし、このボートは先端がしっかり水面よりあがっているので、 小さい波は下にのけていく。しかも硬いので漕ぐ力の分、前に進んでくれる。(以前のだと、力を入れるとオールの固定部分がグニャリと曲がって、漕げなかった。) よし、調査船の性能チェックは終了。あとは釣るだけ!
しかし、これがすごく難解。水深30、35、37m。水平移動もあわせると午前中で5点くらい調査したのにあたりすらない。エサもそのまま。 周りの船を見ても釣れている様子がない。私は新しいとこに行くとまず竿2本とも投げて誘い、1本はそのまま真下に、もう一本は投げていないもう一つの方向に (通常ホタテ養殖が1方向にあるので投げられるのは3方向のみ)投げて誘う。数は望めないけど、いるところなら1枚は釣れるので、レーダー釣法と勝手に名付けている。 しかし、エサすらそのまま。もちろんあたりはなし。更に沖を目指した。聞き合わせで重い! ということが2回、しかし2回とも思いは伝わらずヒトデであった。
今日、釣りはじめに船がけっこういたところが水深40mだ。今はいないが船がたくさんいたってことはそれなりに釣れたということ。 その中でも見ている限り、釣っていないだろうと思われるところに移動した。双子島の先端とほぼ同じ距離である。手漕ぎで双子島先端をかわすのはもう慣れた。 エンジンもそれが当たり前と思っているらしい。
その場所で、置き竿にアタリらしきものが。普段波でボートが揺れるのを利用してもう1本の竿も魚を誘えるようにしてるのだが、一瞬あがるはずの 竿先がためらったのを見た。あたりはないがあれは見間違いではない。大物を期待して、適度な早さで聞き合わせをする。 おや?重いぞ。すでに頭の中にはヒトデが、 しょうがねえなあとあげようとする・・・しかし、その考えは次の一瞬で一掃された。グググッ!! 糸が出る! 魚が暴れるとドラッグがなり引き込まれる。 よりによって小物用のキス仕掛けのほうに、ハリスは1.5号、引きからすると間違いなくアイナメ! しかも大きい! ドラッグを鳴らされながらも無理なく少しずつ 少しずつあげて、同時に580円のタモを手元に寄せる。見えた!やはりアイナメ!大きいぞ! ・・・・・・・・・・
あの歯なら、すれれば1.5号のハリスを簡単に切れる。40cmのアイナメだった。針が唇に突き刺さっていた。飲んでないのがよかった。 その場所では、カレイ3枚をGET。すぐ隣に移動。そして隣では、根がかり? いや強烈に引く! またアイナメだ!!! さっきのとほぼ同じ39cm。
その後、風が強くなり、今回は新調査船の進水式でもあるし深追いせず終了。きっと神様がこの良型アイナメを3代目調査船の進水式にプレゼント してくれたんだろう。本当にうれしい。その性能にも満足し、最高の進水式となった。現在、刺身と酒醤油焼きを堪能しながら、この手記を書く。
平成12年4月9日

AM8:00~PM3:00
船長
夏泊半島(水深15~45m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
マコガレイ1尾(29cm)
マガレイ3尾(MAX27cm)
アイナメ1尾(32cm)
ホッケ2尾(33,28cm)
マガレイ3尾(MAX27cm)
アイナメ1尾(32cm)
ホッケ2尾(33,28cm)
船長の手記
「明日スタンバイ。出港予定時刻AM8:00」 いつもゆっくり寝て昼頃から行くのだが今日は2週連続延期、前の日早めに帰宅したことから
早めの出港予定。前日、明日の大漁を祈って御神酒を捧げた。けど、すぐに飲んでしまった。その甲斐あって? 10時前に就寝。5時起床。予定どおり!?AM7:30出港場所到着。しかし、なぜか北西風が強い。予報だと南西のち南東のハズなのに。出船場所ではすでにトレーラーをつけた車など数台。 出港準備中にも手漕ぎ1隻、エンジン付き1隻が出港していた。今日はライバルが多いぞ!
AM8:00出港。前を進んでいた手漕ぎ船が去年の6月にアイナメ・カレイをあげた水深10mのところで止まった。防波堤からの投げ釣りで カレイをあげている姿が映った。しかし、前回浅瀬で時間を費やし肝心のポイントで1時間すら釣れなかったので、今回は前回のポイントの水深35mまで直行。 エンジン付きインフレータブル2隻、組立FRPエンジン付き1隻、プレジャー1隻とそうそうたる顔ぶれの前で、手漕ぎの調査船がただ1隻調査開始。
調査開始後、約10分、誘い竿にヒット。はじめビク!ビク!と引いたが途中から引きがなくただ重い。しかし重い! 引き上げると同時にタモを用意。 カレイだ! 大きいぞ! タモに入ったのは29cmのマコガレイ。よし!ボウズは消えた。すぐ近くに場所を移し、また誘い竿に! 今度はあげるまでずっと鋭く引く。 やはりアイナメ32cm。そしてエサを付け替え再び投入した誘い竿にまたヒット! 27cmマガレイだ。時刻はまだ9時、今日は何十匹釣るのだろう。 と思うのが甘かった。
その後付近を2、3度移動するがアタリなし。1時間空回りした。そして、ある場所でエサを取り替えるため、仕掛けをあげていると、 途中で重さが変わる。引っかかるような感じだ。仕掛けが水面まで来ると納得。イソメをホッケが追いかけていたのだった。エサを取り替えた後仕掛けを投入。 すると途中で仕掛けが止まった。あわせてみると引きが。そして少しあげるとさらに重くなった。あげてみるとホッケダブル。型は小さいが魚が釣れたのはうれしい。
その後、その付近ではカレイが1枚あがっただけでほかは何も釣れない。風はいつの間にか止んだ。潮も止まった(--; 沖に出るぞ! エンジン全開!
双子島先端を越えた水深45mまでかっ飛ばしたが、途中水深40mでカレイ1枚あがっただけで他なにも釣れない。 途中何度か釣果を聞きに来た船があったが、手漕ぎでよくここまで来るよな。とか思っていることだろう。うちのエンジンが悲鳴をあげているが・・・
帰り際、水深30m、25m、そして15-20mのミニ根で調査したが、ミニ根で赤ちゃんアイナメが釣れたところで終了。PM3:00帰港。
アイナメは刺身にして、ホッケはみりん醤油につけて明日食すとする。春ガレイはいまどこにいるのだろう。カレイの煮付けをつつきながら まだ見ぬカレイの束釣りを夢見る・・・