おさかな釣り
1999年②
平成11年12月30日

27cmのオバケをはじめ、ハゼ一色!
PM12:00~4:00
船長
青森市内沖(水深4~15m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
ハゼ14尾(MAX27cm)
船長の手記
今日は、今年1年を締めくくる「釣り納め」の日。この時期には珍しい凪なので、夏泊にでもと思ったが、今年最後と言うことでより安全に、
釣果を気にせずのんびりと釣りをしたいため、ハゼ釣りにした。まず、前にハゼが釣れたところから流す。風は岸に向かっているため段々水深が浅くなる。投げ釣りでも届くところまで流したが、アタリなし。 次に離岸提のテトラ付近を狙う。全く釣れず。いくら釣果を気にしないといってもボウズはいやだ。
沖出しして水深15mくらいで釣る。するとアタリが!「おおっハゼだ!」 そして、アンカーの羽をたたんで投入し、少しずつ流れるようにする。 このころからやや西風は強くなる。
しばらく釣れずもうおしまいか・・・と思っているとビクビク! 「来た!」 20cmのハゼ。並サイズ・・・(この辺ではこのサイズはザラ) そして、またアタリが! 今度は大きい、タモタモ! と思ったが最初だけだった。 結局24cmのハゼ。おおっ大きい。また24cm。おおっ。 そして何匹か釣った後、そして最後に揚がった魚はやはりハゼ。バカでかい!27cmだ。こんな大きいハゼを見るのは生まれて初めて。やはりこの海域は謎に満ちている。
ハゼ一色。何か別の魚を釣ろうとあちこち転々とするがなにも釣れず終了。今年の締めくくりはハゼでした。唐揚げがうまい!
今年の釣行。
調査船の出港回数は19回(6月から)
投げ釣りは4回
今年は6月からの調査となってしまったが、来年はぶっ通しでいくぞ! 来年の釣行回数、目標は40回!
ふっふっふ・・・調査船よ。来年も休むヒマはないぞ・・・
平成11年12月25日

みなさん元気のようで・・・
PM12:45~2:30
船長
青森市内沖(水深4~12m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
ハゼ2尾(MAX21cm)
カレイ4尾(MAX17cm)
イイダコ1尾(120g)
カレイ4尾(MAX17cm)
イイダコ1尾(120g)
船長の手記
今日は、釣りに行く予定はなかった。しかし、実家に行ったついでに青森市内沖を目指す。調査船に乗船・・・まずイイダコが釣れた。しかし、でかい! この辺ではハゼといいイイダコといい、小型の魚がなぜかでかい。謎の海域だ。 そして小型(といっても本来は普通)のハゼ追加。さらにハゼが。ククッというアタリ。ハゼ特有のものだ。おなかが大きいハゼが釣れた。 その後全く釣れず、超浅瀬に移動。木の葉ガレイが4匹釣れた。 その後、あちこち移動するがめぼしいあたりなし。 雨が強くて水が染み込み死ぬほど寒くなたのであえなく帰港。大変な釣りだった。
さて、今回釣った魚はどれも生きている。そこで、試験を行うことにした。淡水馴致試験だ。100%海水で生息していた魚を100%淡水、 いや水道水で生き残れるか?
試験開始! しかし、タコはダメそうなので外す。2時間後、ダメージを食らっていたハゼが帰らぬハゼになる。すぐに唐揚げのネタになった。
さらに1時間。カレイが皆グロッキー。今回のカレイはイシガレイとマコガレイ。スナガレイやヌマガレイがったら生き残っただろう。 またもや唐揚げのネタになる。タコはすでに唐揚げの準備完了。
そして残ったのが一番大きい身重のハゼ。結局最後まで元気に生き続けて、現在私のすみかにいる。水温が低いので動きは鈍いが、 硬直もせず今のところ大丈夫なようである。しかし、いくら淡水適応能力があるハゼでも、100%海水のところから、 淡水よりひどい水道水への順応は厳しいものがあると思う。
でも、もし生き続けてエサでも食おうものなら、もう大変なことになる。もともと魚を飼うのも好きな私、 毎日刺身を買って、エサをあげることになろう。明日、お亡くなりになったのなら丁寧に唐揚げにして供養したいと思う。ちょっと残酷な試験だったかも・・・反省。
平成11年12月18日

生まれて初めてこんなバカでかいハゼを釣った
PM12:30~4:15
船長
青森市内沖(水深4~12m)
調査船に乗船。イソメ餌釣り
ハゼ12尾(MAX25cm)
アイナメ1尾(19cm)
カレイ1尾(18cm)
カジカ1尾(18cm)
イイダコ2尾(おなじみサイズ)
アイナメ1尾(19cm)
カレイ1尾(18cm)
カジカ1尾(18cm)
イイダコ2尾(おなじみサイズ)
船長の手記
待ちに望んだトロ風味のアイナメが釣れた超近場を釣る日がやってきた。気温は0℃。しかし、波2.5mの予想にしては風はほぼ無風。
雪がちらつく中、久々に調査船は沖へと進んでいった。まず、すぐ近くの水深4.5mで釣る。なにも来ない。次はアイナメが釣れた岩場を釣る。エサがそのまま。 水深10mのところでようやく最初の獲物「イイダコ」が釣れた。その後、離岸提に移ってアイナメ2尾(1尾は小さすぎるので放流)を釣るがかんばしくないので、 また、調査船へ・・・以前投げ釣りでカレイが釣れたところでも釣るがあたりなし・・・調査船に雪が積もり、もう帰ろうかと思ったが、 もう一度イイダコが釣れたところへ行く。ここから今日のストーリー?が始まった。
アンカーの羽をたたんで、完全に固定しないで少しずつ流されるようにした。すると私にアタリが・・・15cmくらいのハゼだった。 「まあ釣れればいいか」 続いて20cmくらいの良型のハゼ。さらにカジカ。そして、沖に流されて釣れなくなったので、もう一度初めの水深に戻る。 ここからが奇々怪々。アタリがあってあげてみると大口をあけた魚が・・・「カジカか?」と思った。しかし、変だ。よく見るとハゼ! 23cmくらいある。 長さだとさっきのやつとそんなに変わらないが、身も太くさっきのとは明らかに違う。でも特徴は同じ。「こんな大きなハゼがいるんだ!」 今までいろいろな魚を見てきたが、今回のは感覚的に違和感を覚えるほどおかしい。以前釣ったダボハゼと呼んでいたハゼとは違う。小さいのはおなじみのマハゼだが、 こんな大きいのは初めてである。
その後おなじみのサイズを交えながらこのサイズのが2・3匹つれた。さらに大きめのアタリが!、あげてみるとバカでかいハゼ。 全身に違和感が走る。「なんだこれは?」 後にこのハゼは25.5cmだと判明した。日も沈みかけてきたので帰港した。寒さでかなりまいったが、 まあ、とりあえず魚が釣れたのでよしとしよう。
ハゼは釣ったあとボートの板の上にそのままにして置いたので死んだと思っていた。しかし、水道水を入れたクーラーの中に入れると 生き返ったかのように元気に泳ぎだした。人間が結氷寸前の海に投げ出されると、瞬間的に仮死状態になり、その後見事に回復したという例は聞くが、 今回のハゼは水中と空中が入れ替わっただけで、まさにその現象なのだろう。
供養は唐揚げで行った。大きいけれど背骨さえとってしまえば丸ごと食べられる。本当においしい。一番大きいのは刺身にした。 白身魚だけに癖のないデリケートな味だ。
しかし、こんな大きいハゼがいるとは知らなかった。海はまだまだ未知の世界を持っているはず。これからも未知なる海に突撃を試みたい。
平成11年11月7日

アイナメ・ソイは根で アジはエサの残りです
PM1:00~
船長
夏泊半島(水深19~38m)
調査船に乗船。サビキ・エサ釣り
アイナメ4尾(MAX29cm)
ソイ1尾(17cm)
アジ8尾(MAX14cm)
ソイ1尾(17cm)
アジ8尾(MAX14cm)
船長の手記
今日は凪が良さそうだ。でも昨日は波1.5mの予想であれだもんな。とのんびり8時まで寝てしまった。海の表情の写真をとりに行き唖然・・・
凪、凪、凪 どこを見ても凪。いそいで釣りの準備をする。投げ釣りだろうと思っていたのでボートすら積んでいない。しかも洗濯が~! 掃除が~!
むなしい・・・(途中略)・・・PM12:30港に到着。するとインフレータブルが3艇。一人に声をかけた。すると「カレイ・アイナメねらいだけど全然だめ」とのこと・・・ 私も今日はカレイ・アイナメねらいである(早くもボウズの予感)。その中にU氏が! なんか無性にうれしい。でも近くの人と話をしていたのでとりあえずペコリと 挨拶をして支度に取りかかる。ボートの準備をしているとU氏が! 「これからですか?」 なんかスターと話をしているような気持ちである・・・・ 楽しい会話もつかの間におわり、PM1:00出港。
予定は夏にメゴチが釣れたアイナメ・カレイがよく釣れたところだったが、先ほどの情報で不調だったとのことと、 その場所にはすでにボートがいたことから、ミニ根に向かうことにした。ここは魚探がないとまずわからない。「ミニ根発見!」 まわりの地形からは決して見つけることのできないミニ根。魚探だけが頼りである。「投錨! ロープは目一杯のばせ!」・・・「船の定位完了! 釣るぞおおお」
まずアイナメ用のスプーンでイソメをエサに釣る。 ググッ! 来た! ちょっと軽いが引きはある。17cmソイ。 魚がいることがわかったのでとりあえずサビキを中断してカレイ仕掛けにする。それにきた! 鋭い引き。29cmアイナメ。久々にタモを使った。 その後アイナメ26cm、22cmを追加し、30分間でアイナメ3、ソイ1を釣る。ディナー分は完了だ。よし、イナダ・カツオをねらうぞ!
トローリング用の仕掛けはないので、とりあえず豆アジを釣り、生き餌とジグでトローリングをする。しかし、何もこない。 こないうちに双子島の先端までついてしまった。Uターンして曳く。なにもこない。またUターン・・Uターン・・「何もこないぞ!」 エンジンが文句を言う。
時間もないので最後にまた、ミニ根に戻る。そして22cmのアイナメを釣り終了。今、アイナメの刺身を堪能しながらこの手記を書いている。 うまい! これからの時期のアイナメは脂がのっている。今日の殊勲賞はもちろんミニ根である。帰り際、ミニボートに乗っている人から 「こっちはこんな小さなアジとサメだけ・・・ 手漕ぎで双子島の先端までいったでしょ すごいね!」といわれ「でもなんにも釣れなかったっすから」 とかいったが今日は釣り人の交流深まる日だった。しかし双子島の先端までってそんなにすごいことかなあ? サメが釣れたといっていた。 サメ=ホシザメ=刺身がうまい! 食べることに重点を置く釣りかたは一生変わらないかも知れない。
平成11年9月20日

2時間弱という短時間にしては満足の釣果
なんといっても28cmマダイがうれし~
AM8:45~AM10:30
船長
七里長浜(水深8~10m)
調査船に乗船。アンカー・サビキ釣り
マダイ1尾(28cm)
シロギス7尾(MAX20cm)
サバ6尾(MAX21cm)
アジ8尾(MAX14cm)
イワシ2尾(15cm)
シロギス7尾(MAX20cm)
サバ6尾(MAX21cm)
アジ8尾(MAX14cm)
イワシ2尾(15cm)
船長の手記
今日は休日出勤の代休として午前中だけ休みをもらった。本当は夜明けとともに出港したかったが午後の仕事のことも考え、短時間での決戦となった。
AM8:45出港。出し風が吹いているため帰りのことも考え、近場にポイントを絞った。水深8m。「東京湾専用」のサビキで釣ったがものの5分で (サバ2+アジ1=トリプル)×3を釣り、早くもサバは打ち止め(食べる分を確保)。水深10mの小ダイを目指して移動。
今日の目標は小ダイである。「寿司にするとうまい!」と聞いたのでぜひ食べてみたい。しかし、ちょっと前までサビキにも食らいついてくる 小ダイの姿はなかった。とほほ...
しかたなく水深8mに戻る。実はここ、石や海藻があり狭い範囲だけど砂場の中にぽっかりと存在している(前回見つけた) 青イソメに何か食いついた。キスだ!まだいたんだ。続いてキスダブル、思わずにんまり。そうこうしているうちにサビキに豆アジが掛かる。 もう針についているものが何だかあげる前からわかるのでゆっくりと巻く。
するとイソメ竿にアタリが! 「はいはい、キスちゃんね。アジをあげるまで待っててね。」と思った直後。竿がぶっ飛んだ!軽いルアー竿。 リールが道具入れのバンドにひっかからなければ奉納しているところだ。すかさず竿を立てる。
しかし、頭の中は不安でいっぱい。「ハリスが1.5号なのだ」 祈りながら慎重にあげていくとマダイだ!見た瞬間今期最大!タモタモ.. あわてていてもなぜか頭には「タモを使うのは久しぶりだなあ」とかのんきなことがよぎる。しかし、土俵際で粘る! タモを入れようとすれば引き込む。 タモを..引き込む 「こいつ、タモが見えるのか?」と思わんばかりに・・
ようやくGET!28cmマダイ。うれしいよ~。2時間弱でこの釣果。満足満足。
300円分のイソメもなくなったし、時間もないので10:30帰港。急いで帰り、タイとサバだけ さばき、残りは冷蔵庫にいれ後で。ボートを洗って弁当を胃に詰め込んで12:40出勤。5分 余ったので「海の表情」の写真をとりに行く。
19:00帰宅、冷蔵庫で眠るマダイちゃんをみて顔の筋肉がゆるむ。今日はキスとアジの唐 揚げ、イワシの塩焼き、サバのみそ煮、そして、マダイの塩焼き。このくらいのサイズだと様にな る。
カンパ~イ!現在マダイの塩焼きをつつきながらこの手記を書いているが、今日は死ぬほ ど飲むぞ~! 夢にまで出てきたサバのみそ煮は今回は脇役(おいしいが) ぜいたくは言わな い。せめて毎回このサイズのマダイが1匹でも釣れて欲しい(それがぜいたくだっつーの!)
平成11年10月9日

サバはまた一回り大きくなっていた
釣果というよりサバの成長記のような...
PM1:30~PM5:00
船長
夏泊半島(水深10~35m)
調査船に乗船。流し・サビキ釣り
サバ15尾(MAX25cm)
アジ?尾(MAX15cm)
大物エサ用の残りでグロッキー
なのはをテイクアウト
アジ?尾(MAX15cm)
大物エサ用の残りでグロッキー
なのはをテイクアウト
船長の手記
日本海の海を見る。ザッバーーーン 中止。 夏泊の海を見る。 し~~~ん。 出港ー!
久々だ! 3週間ぶりだ。今日は何でも釣れればいい。PM1:30出港。出港してまもなく ゴミがあたり一面に浮いている。 昨日はこっちも荒れたらしい。鋭利な漂流物がないか注意しながら前進。過去に釘にひっかかれた経験があるので..
後方にナブラが立つ。逃げるイワシの狭間に一瞬見えたハンターはサバ。魚探に反応が映る。サビキ投入。サバだ!
そして巨大な反応が! サビキ投入。 底まで沈まない。 サバ4連。反応はさらに強くなる。再びサビキ投入。サバ6連。 針は6本、パーフェクトだー! しかし、魚をはずしているときに1匹脱走。 パーフェクトならず。残念。
もうサバはディナー分は足りた。沖に目指す。二子島周辺。反応~! サビキ投入。小アジだ。 小アジをエサに大物仕掛けを投入する。 サビキにまたかかる。引きが強い! そして大物用の糸が急に浮く。ついにきたか! サビキをほっといて大物用をあげる。あれ? おかしい
あああああ! サビキとおまつりだあ! サビキにきたのは25cmのサバ×2。前回よりまた一回り大きいのはいいが、 仕掛けが絡みまくっている。ほどいている間に、生き餌のアジがこの世を去った。合掌。
移動中、小アジを泳がせながらトローリング?をするが、小アジの背中だけ食いちぎられている状態が2回。 孫針もハリスごと食いちぎられたのか、それともただ単にはずれたのかわからないがなくなっていた。口の形がはっきりわかるような鮮やかな食べ跡。 食い逃げだあ! 犯人は誰だ?
その後前回小型ながらマダイが釣れたミニ根で釣りたかったが波が高くなり断念。PM5:00帰港。結局サバとエサ用に釣った 小アジがクーラーに残った。しかし、久々の釣行。魚のあたりの感覚を指先に再び覚え込ませ、そして舌にはサバのみそ煮の味を記憶させる。
前回より大きめのサバを再度塩焼きにするが、まだ脂ののりが足りない。
帰港したとき二子島の近くで釣りをしていた人から声をかけられ、釣果を聞くとマダイ。3人で2尾。大きいのは30cmはありそうだ。 釣れなかった人には私のサバでも..といいたかったが「いらん!」といわれそうなので自粛した。
近いうちにまたこの海で釣りをしたならば、サバを釣ったあと、マダイをねらってみたいもんだ。
平成11年9月19日

20cmマダイはちょっとうれしい キスも20cmオーバー
あとはアジが.............
AM11:30~終わりまで
船長
七里長浜(水深7~24m)
調査船に乗船。アンカー・流し・サビキ釣り
タイ5尾(MAX20cm)
その他放流
シロギス3尾(MAX21cm)
アジ43尾(MAX15cm)
放流多数
その他放流
シロギス3尾(MAX21cm)
アジ43尾(MAX15cm)
放流多数
船長の手記
今日は休養日のはずだった。朝起きて海を見に行かなければのんびりした休日になるはずだった。鏡のような海を見て私はオオカミ男になった。
「出港スタンバイ!調査海域は七里長浜!目標アジ!」 海を見てからわずか約16秒での決断だった。AM11:30七里長浜出港。目指すは良型のアジ!!釣りとホームページの大先輩がここより南の赤石付近で22cm前後のアジをあげている。 こっちにもいるはずだ。
水深7m地点。サビキ竿用意完了。続いてエサ釣り用の竿の準備を.. ビビビ!サビキにアタリが! 豆アジ、いや湾内より一回り大きい 小アジ3連。初めての日本海青物ねらい。まだ降ろしてもいないのに、うれしいお出迎えである。
アジはいる! いやおうなしにエンジンの出力もあがる。水深20mまで直行! しかし、水深17mで..水深7m付近に反応!!! エンジン緊急停止! サビキ投入! きた!!! 重い!!! 小アジ6連!!!!! (ちょっと「!」を使いすぎた)
「底にも反応があるぞ! 急げ!」 必死でアジを針からはずし再投入。すぐにアタリ! 重い! 小アジ5連!...「沖へ移動するぞ」 このアジは唐揚げサイズ。唐揚げはカロリーが高いのでタタキや塩焼きができるサイズのアジを求め、沖に移動する。
水深20m。反応がないが、一応仕掛けを降ろす。エンジンが燃料(ポカリ)を補給しているとき、エサ竿にアタリが。 引きが鋭い。 20cmのマダイだ!
しばし移動。また反応が.. 小アジ4連。そして3連 6連。揚げた仕掛けを海側に置きながら魚をはずす。掛かりが浅いものは逃げろ! 重症患者は私の胃袋へ... 今日はみそ煮だ! いっぱい食うぞ。その後小アジの連ちゃんを続けたが、良型は得られなかった。なぜ? 大物はここにはいないのか? サビキが悪いのか? 時期が悪いのか? それともウデの問題か・・・
今日のディナーには、タイとシロギスの塩焼き、そしてアジのみそ煮が並んでいる。 今、タイの塩焼きをつつきながらこの手記を書いているが、 良型アジを求めたがゆえ犠牲になった小アジはみそ煮にして丸ごと食べることで供養したい。いつか、君たちの命を血や肉と変化させた私と、 君たちの親御さんとの出会いを夢見て...
平成11年9月18日

サバは成長したのかな?以前より一回り大きくいい感じ
塩焼き適サイズのウミタナゴは久しぶり
AM10:45~PM5:00
船長
夏泊半島(水深16~44m)
調査船に乗船。アンカー・流し・サビキ釣り
ウミタナゴ1尾(21cm)
サバ11尾(MAX21cm)
マダイ1尾(17cm)
キツネメバル1尾(16cm)
アジ5尾+(MAX10cm)
アイナメ2尾(放流)
ラグビー(many!many!放流)
サバ11尾(MAX21cm)
マダイ1尾(17cm)
キツネメバル1尾(16cm)
アジ5尾+(MAX10cm)
アイナメ2尾(放流)
ラグビー(many!many!放流)
船長の手記
今日は前回に引き続き良型のサバを追い、夏泊を調査することにした。AM10:45出港。東の風なので出し風になるが、のちやや強くなる。
天気は曇りだが午後は日が射した。まずは前回サバ4連を記録した場所へ! むむっ 水深20m付近に反応が! サビキ投入! ピピッ! 唐揚げアジ。 やはり20m層はアジの領域か。
その後東風がやや強くなったので、遠出はせず反応を見るがかんばしくない。
一端浅場へ行き作戦を練るか。 防波堤よりに寄せていく。すると一面砂場なのに魚探には岩場を示す反応が! こんなところに小さな根がある。 これくらいならアンカーがあがらなくなることはあるまい。アンカーをおろす。
船の定位完了。今日は出し風。行きはいいけど帰りがやっかいだ。風がやや強くなってきたのでしばらくこの場所で釣る。 イソメにラグビーがかかる。やはり..しかし、天は我を見捨てなかった。サビキに鋭いアタリが...サバではない。なんだ! タイだ!小型ながらもタイ。 その後 ラグビー... サビキにもラグビーは食いつくのか? しかしタイを釣って一度根掛かりしてここはやはり根だ。さらに釣る。
あたりだ!今度も鋭いアタリ、さっきより大きいタイ。 タイ? いやウミタナゴだった。しかし、塩焼きサイズのこいつを釣るのは久しぶり。 欲を言えばタイと逆だったらなあ。その後ラグビー2、3匹釣り、エサにはラグビーの図式ができあがったのでエサ釣り用の竿に湾内で良型のサバを釣るサビキを導入。 従来の小型用とあわせ、サビキ両刀使いである。プラスして大物用の一番下にはイソメが付いている特典付き...特典にかかった!! ソイだ! 今日はバラエティーあふれる釣果だな。 そして、風が弱まる。 サバ目指して行くぞー!
反応!! 水深10m付近 サバだ! 大物用のサビキを投入。サバ3連。小物用も投入。アジだ。しかし仕掛けが水面付近にきたとき一瞬アタリが! その瞬間 水面付近まであげていた大物用の竿先がしなる。まさかこんな浅いところで? しかし、あげてみてびっくり サバ4連 前回と同記録 しかもサイズが一回り大きい!かつて釣り上げた良型のサバには巡り会えなかったもののほんの15分間くらいで今週末のディナーの食材が足りてしまうとは。 やはり釣りは楽しい。しみじみ...
その後、サバを充分得た私ははじめの根に戻るがラグビーの猛攻に遭いPM5:00帰港。さて、今手記を書いている。今日のディナーのメニューは タイ・ソイ・ウミタナゴ・サバの塩焼きとサバのみそ煮である。わざと1匹だけサバを塩焼きにした。味比べである。 私の舌によると、ウミタナゴは タイに比べ水っぽくやや臭みがある。やはり小さくてもタイである。うまい。このサイズのサバはまだ脂ののりが今ひとつ。従ってみそ煮が最高である。 ソイは小さいが独特の味が格別だ。従って私の舌では塩焼きではソイ>タイ>ウミタナゴ>サバだが、久しぶりに良型のタナゴが釣れたのはうれしい。 というわけで...現在ウミタナゴの塩焼きをつつきながらこの手記を書いている。(この文はもはやフォーマットと化している)